カーテンの表裏逆縫製
春になってきました。
店内の植物たちも元気が出てきています。
32年前のモリソンOPENのお祝いでいただいたドラセナ幸福の木。
挿し木をしながら今でも立派に育っています。
そのドラセナにも花が咲きました。
5年から10年に一度、花が咲くようです。
この度はリフォームのお手伝いで、お客様ご紹介いただきました。
おばあ様が住まわれるお部屋ですが、賑やかな花柄のカーテンにパープルのレースカーテンです。
バランスを考慮して、左側の腰窓も右側の掃き出し窓と同じ丈にしています。
この写真を見ていただいてお分かりのように、キッチンカウンターと壁との間にカーテンが収まっています。
この15cmぐらいのスペースにタッセルを留める房掛けを付けないといけません。
もちろん電動ドリルは入りません。ドライバーでは下地にビスを効かすには無理があります。
そこでこんな道具があります。
便利な道具です。
また別に工夫させていただいたところがありまして
リビングと寝室の仕切りとしてカーテンを付けさせていただきました。
レールは寝室側より取付をしており、カーテンはリビングから見て表にしています。
通常のカーテンの裏側を表として縫製しました。
リビングから見るとこんな感じです。
奥もクローゼットになっており、同じようにクローゼット側からレールを付けてカーテンは表裏逆縫製です。
寝室から見るとこのようになっています。
カーテン上部の芯地がリビングから見えないように、レールも上のほうに付けております。